「見えないインフラのヒーロー」になろう。建物設備の管理清掃

毎日の「あたりまえ」を守る、ヒーローのような仕事。 みなさんは、おうちやお店、学校などで「水が流れない」とか「変なにおいがする」といったトラブルにあったことはありますか？ そんなとき、こっそりと現れて、スッキリ解決してくれる人たちがいます。 それが、僕たちの仕事――建物の“きれい”と“安心”を守る清掃・管理のプロです。 この仕事のはじまりは、昭和の時代。日本がどんどん豊かになって、ビルやマンションが増え、水まわりの設備も複雑になってきました。 「見えないところもキレイにしないと、安心して暮らせないよね」 そんな声に応えるように、この仕事は生まれました。 今、僕たちがやっているのは、排水管のつまりを防ぐ高圧洗浄、油やゴミを取りのぞく特別なタンクの清掃、水をためておく貯水槽のメンテナンス、さらには害虫を防ぐための対策などです。 どれもふだんは見えないけれど、じつはとても大切な作業です。 「そんなの機械でやればいいじゃん」と思うかもしれません。 でも、建物はひとつひとつ形も大きさも違うし、ちょっとした異常やサインを見逃さずに気づけるのは、人の目と手だからこそなんです。 つまり、僕たちがやっているのは、“マニュアルどおりじゃできないプロの仕事”。 しかもこの仕事、ただの清掃じゃありません。 たとえば、排水管がつまってお店が営業できなくなったら？ そこに来るお客さんも困りますよね。 貯水槽が汚れていたら？ その水を使っている人の健康にも影響があるかもしれません。 だから、僕たちの仕事は「誰かの困った」を防ぐ、“見えないけど役に立っている”仕事なんです。 現場には社有車でチームで向かいます。 作業が終わったら、お客様にきれいになった様子を説明したり、費用の集金をすることもあります（特に個人のお客様のとき）。 会社に戻ってからは、使った道具の手入れ、車の洗車、作業内容の記録や翌日の準備などをします。 「作業して終わり」じゃなくて、次の現場でもベストを尽くすための段取りも大切にしています。 「人の役に立ちたい」「手を動かすのが好き」「誰かの“あたりまえ”を支えるってかっこいい」と思ったあなた。 いっしょに、見えないところから街を守るヒーローになりませんか？